はじめに
不動産を売却・購入する際に最も気になるのは「相場」ではないでしょうか。
特に、Lifeスマイルが専門とする高松市のような地方都市では、
中心部と郊外で需要と価格が大きく異なります。
本記事では、高松市の不動産相場動向をエリア別・物件種別に解説し、
今後の見通しも考察していきます。
この記事の監修者宅地建物取引士加島 正幸
香川県高松市で不動産買取を行う「株式会社Lifeスマイル」を創業。
25年以上にわたる不動産業界経験とお客様の笑顔を大切にすることをモットーに、
お客様に寄り添った不動産買取を行う。
高松市の不動産市場の特徴
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四国の中核都市としての存在感

高松市は香川県の県庁所在地であり、四国地方の政治・経済・文化の中心的役割を担っています。
人口は約40万人で、四国では松山市に次ぐ規模。四国全体の交通拠点としても機能しており、JR高松駅、フェリー港、高松空港などが揃っています。
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市街地と郊外で異なる需要

高松駅~瓦町エリアのいわゆる市街地エリアは利便性が高く、特に単身者や若い世帯の需要が強いため、マンションや商業物件の需要が安定しています。
屋島・仏生山・国分寺エリアなどの郊外エリアでは、子育て世代に人気のエリアもありますが、
少子高齢化や公共交通の不便さから需要が弱まる地域もありそうです。
高松市のマンション相場動向
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中心部の中古マンション
- 価格帯
- 2,000〜3,500万円前後
- 特徴
- 高松駅徒歩圏や瓦町駅近くの物件は人気が高く、築年数が経過しても比較的値崩れしにくい。
- ニーズ
- 単身者や転勤族、投資目的の購入が目立つ。
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郊外の中古マンション
- 価格帯
- 1,000〜2,000万円前後
- 特徴
- 屋島や仏生山などは生活利便施設が充実しているものの、中心部に比べると値動きは緩やか。築20年以上の物件は売却に時間がかかるケースもある。
- ニーズ
- 子育て世帯の購入が目立つ。
高松市の戸建て相場動向
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中心部の戸建て
- 価格帯
- 3,000〜4,500万円前後
- 特徴
- 土地付き物件の需要が高く、築浅の戸建ては希少。市街地再開発の影響で資産価値が維持されやすい傾向にあります。
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郊外の戸建て
- 価格帯
- 築20年以上なら1,000万円未満も多数
- 特徴
- 敷地が広い一方、交通アクセスの不便さから買い手が限られる。解体費を見込んだ価格交渉になることも多いです。
高松市の不動産相場の今後の見通し
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直近1~2年の見通し
- 地価は全体的にまだ下がり気味
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香川県の調査によると、住宅地も商業地も平均でほんの少し下がっています。
ただし、高松市の中心部では逆に値上がりしている場所もあります。
たとえば「番町3丁目」などは人気があり、地価が上がりました。
- 商店街や駅周辺は上昇傾向
- 高松市の丸亀町商店街は、2025年の調査で地価が前年よりも2.7%上がりました。 再開発や人の流れの回復が進んでいるため、商業エリアの土地は価格が強い動きを見せています。
- 新駅の開業予定がプラス材料
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ことでん琴平線に「多肥駅(たひえき)」という新駅が、2026年度中にできる予定です。
新駅ができると駅周辺は生活が便利になるため、マンションや戸建ての需要が高まり、価格が上がる可能性があります。
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3〜10年の中長期的な見通し
- 人口減少の影響で、全体的には下がる可能性
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高松市は全国的な傾向と同じく人口が減っています。
特に郊外や公共交通が不便な地域は、買う人が少なくなり、土地や住宅の価値が下がる可能性があります。
- 駅前や再開発エリアは例外的に強い
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新しい駅ができるエリアや、再開発が進む商業地は人気が出やすく、資産価値が下がりにくい、
または上がる可能性があります。 - 行政の施策も大きなポイント
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高松市は「空き家対策」や「駅前整備」などを進めています。
こうした取り組みがある地域は、今後の価値を下支えする可能性があります。
まとめ
ここまで、高松市の不動産相場の特徴と今後の見通しを紹介してきました。
高松市の不動産は
「便利な場所=値上がり傾向」「不便な場所=値下がり傾向」
という流れがはっきりしてきています。
特に、駅近・再開発される地域・商店街周辺は今後も注目エリアとなります。
逆に、郊外や車がないと生活しにくい地域は、需要が低下する可能性があり、
将来的に売りにくくなるかもしれません。
「いつ売るか」だけでなく、「どこで売るか」「どのエリアを買うか」
が資産価値を大きく左右します。
